緊急時に動ける組織へ。
管理職の“判断力”を鍛える
実践型インシデント対応プログラム
ランサムウェア感染、メール誤送信、システム障害…。
「何を、誰に、いつまでに」判断するかで、被害と評判は大きく変わります。
本プログラムは、90分の研修 × 実践訓練 × 振り返りをセットにした、
“動ける組織”をつくるためのサイバーセキュリティプログラムです。
- 管理職・現場責任者の「初動10分」の判断力を強化
- 自社インシデントシナリオを使ったリアルな訓練
- 訓練で見えた“組織の弱点”を改善提案までサポート
- 「マニュアルはあるが、現場が動けるか不安」
- 管理職が「誰に・何を・どう報告すべきか」が曖昧
- 取引先や親会社から、実効性ある対策を求められている
- 一度の研修で“本当に使えるスキル”を身につけたい
貴社の”もしも”に伴走します。
インシデント発生時、貴社は「初動10分」に自信がありますか?
形式的なeラーニングや年1回の集合研修だけでは、
いざというときに現場が動けません。よく伺う声は次のようなものです。
よくあるお悩み
- 「とりあえず情シスに任せているが、自分の役割が分からない」
- 「ランサムウェアが出たら、PCの電源を切れば良いと思っている」
- 「メール誤送信が起きた時の報告ルートが曖昧」
- 「SNS炎上や取引先への説明を、誰がどこまで担当するのか不明確」
研修だけでは足りない理由
実際のインシデント現場では、
緊張・焦り・責任不安・情報不足の中で判断を迫られます。
だからこそ、
- 座学で「知る」だけでなく、
- 訓練で「動く」経験をしておくことが重要です。
- 初動10分の判断
- 報告・連絡・相談のルート
- 部門横断の連携
- 取引先・顧客への説明
なぜ今、「研修+訓練」をセットで行うべきなのか
サイバー攻撃や情報漏えいは、「知っているかどうか」ではなく、「動けるかどうか」で結果が決まります。
知識だけでは、本番で動けない
インシデント時は、平常心ではいられません。
緊張やプレッシャーの中で、体が自然と動くレベルまで落とし込むには、
訓練が不可欠です。
被害拡大は「最初の10分」で決まる
最初の10分・30分・1時間の判断と行動で、
データ消失・業務停止・SNS炎上などの影響が大きく変わります。
企業責任が重く問われる時代に
個人情報保護委員会への報告、取引先への説明、
メディア・SNS対応など、社会的責任がこれまで以上に重くなっています。
その土台となるのが、管理職の判断力です。
プログラム内容(研修+訓練+振り返り)
貴社の規定などを確認した上で、
貴社の実情に合わせた「動ける」プログラムとして設計します。
STEP 1
サイバーセキュリティ研修(約90分)
管理職・部門責任者・システム管理者クラスを対象に、
インシデント対応の“考え方・役割・判断軸”を整理します。
- 管理職としての役割(情報収集・整理/適切な判断と指示/報告)
- ランサムウェア、メール誤送信、PC・USB紛失などインシデントの種類
- 72時間ルール、法的義務、証拠保全のポイント
- 組織体制図と責任の範囲(部門責任者・システム管理者・経営層など)
- 一次被害/二次被害(経済的損失・風評・顧客対応・報道対応)
- ワーク:最初の10分で何をするか/誰に・何を・どう報告するか
- ランサムウェア事例からの学び
STEP 2
インシデント対応訓練(シナリオ演習)
実際のインシデントを想定したシナリオを用いて、
会議室やオンライン上で“本番さながら”の訓練を行います。
- ランサムウェア感染時の初動(ネット遮断・証拠保全・報告)
- 顧客リスト誤送信時の対応(送信先への削除依頼・内部報告)
- 不正アクセス痕跡発見時の調査・報告・システム停止判断
- 決済システム障害時の事業継続/一時停止の判断
- 複数部署をまたいだ連携・情報共有の確認
STEP 3
振り返り・改善提案
訓練の結果をもとに、「何がうまくいき、どこにリスクがあったか」を整理します。
貴社の規程や体制に沿った改善案をフィードバックいたします。
- 判断の良かった点/危なかった点の共有
- 報告ルート・体制図の見直しポイント
- 手順書・マニュアルへ落とし込む際の注意点
- 次回訓練に向けた改善サイクル(PDCA)の提案
導入前と導入後のイメージ
| Before(導入前) | After(導入後) |
|---|---|
| インシデント時に「とりあえず情シス任せ」で、現場の役割が曖昧 | 所属長・管理職が、自分の役割と判断基準を理解し、迷わず動ける |
| 報告ルートが人によって違い、情報が錯綜する | 「誰に・何を・どう報告するか」が統一され、情報が一元化される |
| 研修の場では理解していても、現場で活かしきれない | 訓練を通じて、初動10分・30分・1時間の行動が“体に染み込む” |
| SNS炎上や取引先からの問い合わせに不安がある | 想定問答や説明ストーリーまでイメージできるようになり、落ち着いて対応できる |
本プログラムの特徴
1. 管理職の「判断力」にフォーカス
技術的な知識の詰め込みではなく、
管理職としてどのように判断し、誰にどうつなぐかに特化した内容です。
2. 実際のインシデントを想定したシナリオ
ランサムウェア、メール誤送信、システム障害など、
実際に起こりうる事案をもとに訓練を行います。
3. 組織の弱点が“見える化”される
実際にやってみることで、
報告の遅れ・情報共有の抜け・認識のズレなどが浮き彫りになります。
4. 中小企業〜グループ企業まで対応
1社単独から、グループ全体の統一訓練まで柔軟に設計可能です。
まずは一拠点からの導入も歓迎です。
料金プラン(目安)
企業規模・対象人数・オンライン/対面形式などに応じてお見積もりいたします。
下記は目安としてご覧ください。
- 対象:管理職・所属長クラス
- 形式:対面またはオンライン
- 人数目安:〜30名程度
- 年2回の研修+訓練
- 年次レポートで改善状況を可視化
- グループ企業全体の訓練にも対応可
※上記金額は一例です。内容・回数・対象人数により変動いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
ハイブリッド形式(会場+オンライン)にも対応いたします。
実際の報告ルート・責任区分に沿った形で研修・訓練を設計します。
管理職・現場責任者が「何をすべきか」を分かりやすく整理する内容になっています。
その結果を踏まえ、全社展開のご検討をいただくケースも多くございます。
インシデント対応は「知っている」ではなく、「動ける」かどうか。
管理職と現場が、同じ絵を描きながら動ける組織へ。
まずは、貴社の現状やお悩みをお聞かせください。
※本ページの内容は一例であり、業種・規模に応じてカスタマイズいたします。


オンラインで打ち合わせできます
- パソコン画面を共有し資料を見ながらのご説明が可能です
- 電話/メール/もご利用いただけます
