

リモートワークで生じるストレス・メンタルヘルス不調の解消法
今回は3つの視点からアプローチをして、解消法をお伝えさせていただきました。
1つ目 脳科学アプローチ
そもそもコロナというだけで人間はストレスを抱えるようになってしまいました。コロナと聞いただけでも・・・かもしれません。
ストレスがかかると脳はどうなるのでしょうか?脳の中にもたくさんの機能があるのですが、その中でも前頭葉は、特にストレスに弱いといわれています。
その前頭葉の中の前にある、「前頭前野」は、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きを担った場所です。「人間のココロ」ともいわれています。
その「前頭前野」は脳の中でも非常にストレスに弱いんです・・・
こういたコロナのようなパンデミックや、環境変化によるストレスは、すぐ、「前頭前野」に負荷がかかってしまいます。=心に負荷がかかるということです。
「前頭前野」が衰えていくと、もの忘れが増えたり、考えることができなくなったり、キレたり、感情的になったり、やる気の低下などにつながります。
そして、東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏によると「対人コミュニケーション場面での脳活動計測を行ったところ、実際に誰かの顔をみて話をすると前頭前野は大いに働く。(中略)テレビ会議システムを使って話をさせても、前頭前野は働いてくれません」ということを言われています。
つまり、リモートでの会議は、「前頭前野が機能していない」ということです。
ということで、私はこちらの負のスパイラルを図解してみました。
では、ここからそれを解消するにはどうしたらいいか?
「脳科学」の次に、「心理学」「日本の文化」と続きました。
「脳科学」「心理学」「日本の文化」3つの視点
このように「脳科学」「心理学」「日本の文化」3つの視点で課題と対策について、私なりの視点でお話しさせていただきました。
総勢800名くらいの方に聞いていただき、大変感謝申し上げます。

エクシオテックグループ様、登壇させていただきありがとうございました!。